ロジスティクス・マーケティング


2009.12.10

物流財務(1)

2016年から実施予定の国際会計基準に基づく会計基準の変更で、物流に関る点として、収益の認識時期が出荷時から到着時に変更されることがあります。すべてが到着基準になるというわけではなく、契約により出荷基準も適用されるのではないかと思います。

たとえば、貿易ではCIFとFOB契約の違いのような場合が考えられ、CIF契約の場合は船積時ではなく、船の現地到着時が計上時点となると考えられます。FOB契約では船が出港した時点となるのだと思います。この点は、詳しい情報がないため、今後調査してご報告したいと思います。

日経によれば、富士通は輸出製品の到着までの日数を計算して到着時点基準に変更したと記事が書かれておりました。

物流事業者への影響としては、今まで以上に厳密な輸送管理(到着管理)を行うことが求められます。いわゆる輸送の可視化が求められますが、そのためにはIT化が不可欠です。国際輸送に携わる物流事業者の場合、特にその点が重要ですが、整備には金と人材が必要ですので、中小企業の場合は困難を極めると思われます。

一方で、到着基準への変更による改善効果としては、売上を立てるための期末や月末の出荷集中化が軽減され、出荷物流業務の平準化が図れることが期待されます。作業員や荷役、輸送機器の配置が減り、コスト削減にも繋がるものと期待されます。





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