2009.11.29
TNTの経営戦略 1 - 環境分析 [
***** TNTの経営戦略 - 環境分析 *****
***(1)PEST分析(外部環境分析) ***
Politics 世界的な自由化の流れ
Economics 世界的な規制緩和(経済のグローバル化)、顧客の短納期・低コスト輸送の要請
Society グローバル化への反対勢力の存在とリスクの拡大(テロなど)
Technology 航空機輸送能力アップ(航空機・空港の大型化など) 情報通信技術(IT)の高度化
(分析)
テクノロジーを活用して経営を強化できる企業にとっては、現在の政治経済の状況は大きなビジネスチャンスである。
一方で、リスクが拡大しているため、リスクマネジメントが非常に重要となる。
***(2)4C 分析 ***
Company メール、エキスプレス事業に強み。ロジスティクスの売却。フレート部門の低収益性。
Customer 短納期要請。低コスト要請。可視化などITサービス強化の要請。
Competitor インテグレーター(ドイツポスト、UPS、FEDEX)。フォワーダー(キューネ&ナーゲル、パナルピナなど)。
Channel グローバルネットワーク
***(3)SWOT分析 ***
強み:エキスプレス、メール事業の強さ、高収益性
弱み:ロジスティクスの低収益性。フレートマネジメントの低シェア。ワンストップショップへの対応の遅れ。
機会:市場拡大(東欧・中国の拡大)。エクスプレス、メールへのニーズの拡大(SCMの浸透)
脅威:ドイツポストの拡大戦略。UPS、FEDEXとの競合。シェンカー、パナルピナなど大手フォワーダーとの競合。
(分析)
*自社の強みと市場機会を活かすためには、エキスプレス、メール事業を強化して、東欧や中国市場へ進出するという戦略案がある。
*弱みを補うためには、ロジスティクス、フレートマネジメントを強化して、ワンストップショップへ対応するという戦略案がある。
(ロジスティクス・ジャパン 06年12月2日の記事です)