経団連 Society5.0

物流は、いわば「経済の血流」として経済成長の実現に不可欠であり、企業
の事業活動や人々の日常生活を支える社会インフラとして重要な役割を果たす。
特に Society 5.0 の時代においては、eコマースの急拡大やサプライチェーン
のグローバル化等が進展し、物流には一層の多様化・高度化が求められるため、
先端技術を実装することで、物流のあり方を大きく変えていく。
例えば、RFID 等の IoT 技術の実装により、貨物や輸送機関をネットワークに
つなげ、物流をリアルタイムで追跡・管理することを可能とする。また、関係
する主体がプラットフォーム上で、調達・生産・輸送・販売の情報をリアルタイムに共有し、併せて、AI 等を活用し需給等の予測を行うことによって、サプ
ライチェーン全体の最適化・調整を図る。また、プラットフォーム上で荷主の
輸送ニーズと物流事業者のリソースをマッチングさせる仕組みを構築し、業種
横断で効率化に向けた共同の取り組みを進める。さらに、貿易に係る官民の各
種手続きもプラットフォーム上で処理できるようにして、効率化を図る。自動
走行やドローン、ロボットの活用によって代替可能な作業の多くを機械化し、
人手を解放する。さらに、多様な顧客ニーズの発掘を進め、既存の物流事業の
枠を越えて製品の補修・維持、組立・カスタマイズなど新たな価値を創造する
物流を実現する。
これにより、都市部の膨大な物流量に対応するとともに、都市周辺部、中山
間地や遠隔地にも効率的で迅速なサービスを提供する。


船井総研ロジ「AI×物流大変革期」国内AI技術の進捗事例/無料小冊子ダウンロード

日本の物流業界におけるAI事情をまとめた小冊子で、日本はAIに対してどのような意識を持ちどのような対策を取っているのか。それに付随して企業はどのような対策を取ればいいのか。10の事例も合わせて紹介する。
無料小冊子『2018年「AI×物流大変革期」国内AI技術の進捗事例10』


三菱UFJ銀行戦略調査部 2018年業界見通し

(陸運)
 2017 年度の営業用自動車輸送量は、消費関連貨物の増加が牽引し、前年
度比増加を見込む。2018 年度以降は、引き続き、消費関連貨物は堅調に
推移するが、生産関連貨物、建設関連貨物の減少に伴い、全体でも徐々
に減少に向かう見通し。
 一方、宅配便取扱個数はネット通販市場の拡大に伴い増加。今後もこの
方向性は不変とみられ、増加基調で推移しよう。
 2017 年度の陸運上場大手 6 社の業績は、人手不足に伴う人件費や外注費
の増加を運賃の値上げによる増収効果が上回り、増収増益着地。2018 年
度以降も運賃の値上げにより、増収増益推移する見通し。
(海運)
2018 年以降、定期船の輸送量は増加基調を辿る見通し。不定期船の輸送
量も、世界経済の緩やかな回復に伴う穀物などの輸送量の増加が牽引
し、増加基調を辿る見通し。
  定期船、バルカーのスポット運賃は最悪期を脱して、ともに回復局面を
迎えようが、船腹量の供給過剰構造が解消するには時間を要するとみら
れることから、回復の程度は緩やかなものに留まろう。
 海運大手 3 社の売上高は、2018 年度こそ定期船事業の統合の影響で減収
となろうが、2019 年度以降は運賃回復を主因に増収に転じよう。損益面
については、2017 年度に黒字転換し、以降増益で推移する見通し。
http://www.bk.mufg.jp/report/indcom2006/20180226.pdf


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