米国・Zipline International Inc.に出資 -ドローン物流領域で協業へ-

豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、新たなモビリティサービスとして期待されるドローン物流領域における協業推進を目的に、2018年6月のシリーズC資金調達ラウンドにおいて、米国のスタートアップ企業である Zipline International Inc. (以下、ジップライン社)に出資し、業務提携を締結しました。ジップライン社が事業会社の出資を受け入れるのは、豊田通商が初めてです。

1.背景
近年、ドローンは技術革新による急速な開発が進むとともに、グローバルで市場拡大が見込まれています。その用途は映像・測量・インフラ点検・農薬散布・物流・災害対策・スポーツなど多岐にわたります。特に物流用途では、陸路のインフラが未整備な地域などにおける、これまでにないモビリティサービスとしてのドローンの活用が期待されています。

2.資本・業務提携の目的
ジップライン社は、2016年10月に、ルワンダでドローンを使った病院向けの輸血用血液製剤の物流事業を開始し、世界に先駆けて、一国をカバーする規模でのドローン物流の商業化に成功した企業です。これまで1万3千回以上の飛行を通して、今では首都キガリ以外で必要とされる血液製剤の65%以上をカバーしています。2018年12月から、ルワンダに新たな物流拠点を開設し、取り扱い商材はワクチン等の医薬品にまで拡充しました。また、2019年4月から、2カ国目となるガーナで、ドローン物流事業を開始しました。

豊田通商は、本出資以降、ジップライン社と共同でグローバルなドローン物流事業を開発するとともに、自動車関連事業で培ったノウハウを生かし、ジップライン社の技術開発やオペレーション支援などの領域で、協業を推進しています。
豊田通商は、将来拡大が見込まれるドローン市場に対応する取り組みを、今後も進めます。



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